2017年に読んだ「1985年のクラッシュギャルズ」

クラッシュギャルズに関してはGAEA JAPANにはまっていた時期があって、丁度その頃再結成したクラッシュ2000はリアルタイムで見てたけど、結成当初の熱狂はNHK BSで最近やったやつで見たわけですが、当然ながら約300ページは60分番組より濃かった。


もっとも参考文献だったみたいだし、濃いのも当然なわけです。それにしても図書館で手にとって3日トータル3時間と言うハイペース。買ってたらもったいなくてこんなスピードじゃなかったかもしれない。本で語られたのは長与千種の自己プロデュース能力の高さと天才性であり、天才ゆえに下を育てられなかった苦悩とその波乱に満ちた生い立ち。
ライオネス飛鳥の葛藤と生い立ち。急にGAEAのストーリーに入ったから知らなかった色んな初めて知ったがあった。コンビって大体そういう構造が付き物で片っ方が目立つ事で苦悩するみたいなのはやはりどこの世界にもあるみたい。
そして、柳澤健の中のプロレスラーはみんなずっと幸せでは居続けられないみたいな印象を受ける。まあ、今時点でマーベラスを指揮する長与がいて、銀座で幸せそうに店を開く飛鳥がいてそれがハッピーエンドと言われればそれまでだけど、プロレスラーはリング上の相手ではなく世間だったり自身の周りに起こる葛藤と戦ってるそんな事を改めて思った。

あと、柳澤健文体なんだろうかU.W.F同様に長与でも飛鳥でもないファンの目線で始まり終わる。出版の歴史で言えばこっちの方が先だからここで柳澤健なりの勝利の方程式でも手に入れたのかもしれない。

これを読んだ事で長与の愛弟子・里村明衣子がどんな選手を育てたのか?と言うセンダイガールズの今しかり長与千種の今である筈のマーベラスも気になったわけで、女子においても綿々と続くプロレスの歴史を感じました。あと、GAEA見てた当時、川越に来たのを見たんだけどその時に売店にいたKAORUを見て近すぎて興奮したのを読んでて思い出した。

直近でミスター高橋や新間寿らのプロレス裏側暴露ムックみたいなのを読んでたから余計になんだろうけど、柳澤健はプロレスに寄り添うアプローチをしてる気がした。その流れで彼の処女作である「1976年のアントニオ猪木」になだれ込む。

そう言えば、先日トークショーで漫画家の徳光康之先生が思い出しても泣けるとおっしゃった「ライオネス飛鳥がライガーボムを放ってしまいダイナマイト関西を昏睡状態にさせて落ち込んでしまったところで解散以来の再会だった長与千種とハグする」と言うシーン。自分の中ではクライマックスだったんだけれど、意外としれっと終わってしまった。早いペースで読んでしまった故なのだろうか。

投稿者: shakson5

しまだくらぶです。生まれも育ちも住いも埼玉県の昭和54年早生まれの40代です。婚活の歴史とか趣味のDJとか色々お話して、皆さんの暇潰し等のお役に立ちたくてブログを書いております。

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