斜め下から見る【テレビにリアルを求めすぎ社会】

今から14年ほど前に1年半と短期間ながらエンターテイメントに携わる仕事をしていたからでしょうか、やらせとか演出と言うものに過剰な反応をしなくなりました。それをやらせと言うか演出と言うか表現は違えど、それがエンターテイメントなんだと知ってからはそれに乗っかるようになりました。

その内3ヶ月深夜のバラエティー番組のADをやってました。青春時代をロカビリーで踊って過ごしたおじさんが同じ青春を過ごした友人を探すと言う企画で人探しをしました。おじさんを探すまではリアルで再会後は演出って感じで、嬉しい事があると踊り出す変なおじさんを演じさせられるのを見てテレビの中では本当の自分でいられないというまるでアイドルのような実情をオッサンに感じました。その番組を境にADを辞めました。修行とは言え三ヶ月休みなく昼夜逆転生活と社長の不機嫌に振り回され、ディレクターに脛を蹴られて心が折れました、覚悟が足りないと言ったらそれまででしょうが。

それ以降「テレビのやらせに憤り」みたいな報道を見るたびに『いつまでやってんだか』と言う気持ちになります。報道してる方もしてる方でそんな狭苦しい環境でなにやってるんだろうと思いますね。ワイドショーだって『我々はショウですから演出もします。大阪府知事のうがい薬の話に乗っかって売場を空にして翌日放送で流します』って開き直ってくれれば良いのにね。

「半沢直樹」第2シーズンに目くじらを立ててる方が多数いらっしゃるそうです。金融業界の常識から考えるとナンチャラカンチャラとかヘノヘノモヘジとか言う片仮名の戦法は『あり得ない、リアリティがない』のだそうです。

半沢直樹は経済ドキュメンタリーではなくて勧善懲悪のヒーローショウです。この世の中を救うヒーローはどこにもいないようですし我々もなれませんから、せめて仮想現実でも人を救うヒーローを見たいのです。イライラするくらいならそのクオリティが続くから見ない方が健康に良いと思いますよ。

一方、オカマの役人・黒崎が腹を立てて部下の金玉を捻り潰す描写がドラマで何回もありました。私の知りうる限り有り得ない気がしますが、それを追求してる人はいません。正しいテレビの見方はそういう事だと思ってます。つまり楽しんでるかどうか?『楽しくなくちゃテレビじゃない』せめてフジテレビは貫いて欲しかった。

そう言えば、その黒崎の金玉描写ですが池井戸潤の原作にはあるのかしら?あったらあったでそれは楽しそうで『黒崎の右腕が速球を投げるダルビッシュの如くしなり部下の股関にはストレートの感触と痛みが残った』みたいになってたら良いのにね。

でも、世の中にはイライラを吐き出すことで精神を安定させる人もいます、例えば私のように。だから、ある種の介護だと思って見守るしかないのかもしれませんね。まあ、このブログを読んでる人はそういうのに慣れてる方なので心配はしていません。きっと見守るという事で何かしらの徳を積んで返ってくるかもしれませんね。

ちなみにそんなに現実と半沢直樹の世界が乖離(かいり)してるなら『ここが変だよ半沢直樹』とかやれば良いのにね。

ちなみに次回は私が色々と文句を言う時間です(笑)。

投稿者: shakson5

しまだくらぶです。生まれも育ちも住いも埼玉県の昭和54年早生まれの40代です。婚活の歴史とか趣味のDJとか色々お話して、皆さんの暇潰し等のお役に立ちたくてブログを書いております。

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