「共演NG」秋元康の毒に再び浸かってみるか

テレビ東京のドラマ「共演NG」が予想外にも見続けている。

企画・秋元康って段階でテンションはダダ下がりでしたよ。こっちは離れたとは言えAKB48のヲタクでしたからね。彼の数遊びには辟易してまして、あんだけ秋葉原やら栄、難波、博多、ジャカルタとやっておいて今は坂道にご執心なわけでやれやれって感じではあるのだ。ただ、脚本と監督が「モテキ」の大根仁がやると言う話も聞いてたのでそれなら見てみたいと言う思いもあり、見ることにした。ただ、いつも見るドラマよりもハードルは高い、我が家には赤ちゃんがいて、今の私のエンターテインメントの頂点には彼がいるからである。息子と言う存在の前にはテレビは不要不急である。

「子育てに集中」だなんて偉そうなことは言えないけど、私が予想していた通り様々なシチュエーションにおいて赤ちゃんは優先されるから2020年の半沢直樹以降にスタートしたドラマは敢えて初回見るのを自粛した、ハマって見始めても最終回まで見る自信もなかったからだ。

そんな中でも見てみようと決めたのが「日本版24」と「共演NG」だ。

「24」はビックリするくらい進んでいないのに対してのらりくらりと「共演NG」は見られてしまう。

私の場合、ドラマを見る時に『初回15分ルール』と言うのがあり、初回の15分で退屈を感じたらつまらないドラマと見なしてもう見ないと言うのがあり、なんなく関門を突破して見せた。

「簡単なあらすじ」
主演の鈴木京香と中井貴一演じる役が25年前に中井貴一の二股が発覚して破局、それ以来二人は共演NGになっていた。その二人をドラマはパッとしないテレビ東京風のテレビ東洋がこれでこけたらドラマ部門が消滅すると言う瀬戸際に外部から斎藤工演じるショーランナー(脚本家兼監督)を誘致したら、中井貴一と鈴木京香以外に三組の共演NGキャストを対峙したドラマを制作し始めた。

初回はキャストの人物相関図とドラマ内ドラマの制作発表、二話目は里見浩太朗演じる太秦の大物とその弟子の衝突の話で弟子は堀部圭佑だった。三話目はドラマの演者同士の恋愛関係、しかも不倫なのを週刊誌に撮られてドラマ撮影放送中止の危機!それらを主役の貴一と京香がコンビで解決していく感じ。一話完結じゃないけど、毎回一件落着するけど最後に火種がつく感じになる。

構造的には半沢直樹に似てるが勧善懲悪ではない、悪いやつはそこにはいないけど、昭和の大物の凝り固まった思想や妻ある身の不倫等の世間的に悪と解釈されてそうなものを解決したり乗り越えたりしてきたのがこの三話だった。

もしかしたら、秋元康はここまでの三回のような誰かによって悪と扱いされた身の回りのものを中井と鈴木に解決させるんじゃないか?そんな気さえする。

コロナ後のドラマだから「蜜は良くない」「ディスタンスを保つ」みたいに今を反映させたシチュエーションな上にテレビの向こう側だから現実とは違う世界の話だったりするんだけど、話題が近いからそのドラマを作ってる現場の中にスタッフとして組み込んでるような感覚に陥れるのがこの作品の魅力かもしれない。

たまに里見浩太朗が啖呵を切ったりとか現実離れしたことが起こったりするけど、テレビ東洋と言う架空の局なのに出川哲朗が原付で走ったり、ロンブー淳とココリコ田中が池の水を抜いたりするから現実に戻らされたりしたり、記者会見で中井貴一に橋本じゅんが「記憶にございませんか?」と出演作をいじったりとか、不倫をなじるワイドショーにブーたれたりとかはワイドショーをやってる他の民放キー局ではやれない芸当だったりする。そんな面白さもある。

序盤に書いたけど、今の自分にとってテレビも不要不急なメディアになってるけど、共演NGもまた不要不急だから肩肘張らずに見れるのかもしれない。どーせ発生したトラブルを中井貴一と鈴木京香が解決するんでしょ?って軽い気分で見られる。まあ、その解決法が歪だったりするんだけどね。見逃したらTVerで見りゃ良いし、周りでそんな見てないからTwitterも荒らされないしネタバレもしない(笑)。せかせかせずに見られるから良いのかもしれない。あと、鈴木京香の演技が引き込まれる。

中井貴一と鈴木京香の関係性はどうなるか?きっとくっつきもしないんだろうけど、どう着地するんだろうか?映画化に繋がる灰色決着か?

結局、文句言いながらも秋元康の罠に再びはまっている自分に気づかされるのだ。多分、見た後また悪口を言うのかもしれない、誰にか分からないけど。

番組開始前にラジオで鈴木京香と中井貴一のインタビュー聞いて、どっちも口々に『中井さん、鈴木京香さん共演なんだって』みたいに周りから言われたみたいなつまんないプロモーションしてるなって思ったけどまさか4話目直前にブログ書くとはね。もちろん、この後盛り上がる展開じゃなかったらいつでもやめる。そんな緊張関係は保ちたい。

投稿者: shakson5

しまだくらぶです。生まれも育ちも住いも埼玉県の昭和54年早生まれの40代です。婚活の歴史とか趣味のDJとか色々お話して、皆さんの暇潰し等のお役に立ちたくてブログを書いております。

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