【ネタバレありAgain】俺のシン・エヴァンゲリオン劇場版 その弐

そんなわけでシン・エヴァンゲリオン劇場版、遂に遂にようやく観ました。ネタバレもしっかりガードすれば観たくない人は避けられるでしょうと言うスタンスにつき、これからネタバレ要素満載の私の感想を書いていきます。これはきっと後々誰かと「観ました?」って話をするときの参考になるんだと思います。私は厚生労働省の職員じゃないから、飲み会とかできないわけでそんな環境でもし、飲み会が出来ていたら、もしかしたら花見の席かもしれないけど『見たんだよ』という人が現れたら話す事だと思う。とにかく見た直後の熱いうちに書かなきゃって衝動に駆られています。ついさっき観たばかりな熱々の内に書いた感想文です。予告編として問題提起

を見る前に書いたわけですが、その後に書き過ぎて前編と後編に分けました。今回はその後編にあたります。とりあえず読みたくない方は予告YouTube見終わる前に御移動を。

前回も書いていますが、観る前に10個ほど解決したい案件をリストアップしました。前回のその壱ではその問題のほとんどの自分なりの回答と解決をしてみました。その時の十問が下記の通り。

観る前の十問

  1. 序・破・Qと繋がってるのか?
  2. ちゃんと物語は終わったの?
  3. 真希波・マリ・イラストリアスは何だったの?
  4. 鈴原トウジはどうしたの?
  5. 泣いた人いるけど、泣けるの?
  6. 碇シンジは碇ユイと会える?
  7. 宇多田ヒカルが新劇場版全てでエンディング歌ったのは伏線では?
  8. 碇ゲンドウの目的は?
  9. 本当にゼーレのシナリオ通りだったの?
  10. 人類補完計画は完結した?

実はこの問題の4つ目の回答がしっかり行えてませんでした。むしろ、敢えてやっていませんでした。今回はその話をします。鈴原トウジが委員長と結婚しているという第三村の話です。

ジブリの新作?「白黒のそっくりさん」

色んなネットニュースの映像でありました「綾波レイが農作業してるの何?」と思ったのがこの第三村と呼ばれる「ニアサードインパクト」から逃れられた人が生きる集落のお話でした。

始まったのはファンタジー寄りの宮崎駿的な絵とシナリオが展開された世界。白熱のバトルとよく解らん単語が敷き詰められたお馴染みの展開を準備してたこちらの意表を突くのどかなジブリ風景は宮崎駿と庵野秀明の関係を考えればルーツとも言えるし、日本人の原風景でもある。そしてそこが物語上のキャラクターが最終的に収まる場所としていた。ラストシーンは庵野秀明のふるさと山口県宇部市。人は生まれた場所に戻るのかもしれない。それこそが人類補完計画なのかもしれない。

それにしてもロボットアニメを作ろうと集まったスタッフが「ジブリ風にやる」と言われてどんな気持ちだったのか?それを後日に知ることに違いない。もっと言うと多分無いだろうが宮崎駿はどう観たのか?観る可能性なんて無いだろうし、きっと鈴木敏夫は観るだろうしどこかでコメントしてそう、きっと宮崎駿に観たか聞くのだろうが観てないと思う。

それにしても庵野秀明率いる精鋭たちによるジブリ風の映像は完コピだった。人造人間的な『そっくりさん』と綾波レイ風がものを知らないがそれを当たり前のように温かくコミュニティが包み込んでアンドロイドであるところのそっくりさんが名前を付けて貰おうとシンジを訪ねたり、自分の死期を悟ったそっくりさんがお世話になった人に教わった挨拶を書き残して去って行く。そっくりさんに色々教えていた鈴原トウジの奥さんこと委員長はそれらの挨拶をポジティブな意味でおまじないと言っており、それらが一緒に並べられた手紙のもの悲しさは凄い。あと、TV版で委員長は学校を休んだ綾波レイに手紙を届けに行ってた記憶があり、それを思い出すと切ない。あと、トウジと委員長の間に生まれた娘の名前「つばさ」、そういえば委員長の名前がヒカリ、姉がコダマで妹がノゾミって新幹線の名前だったよなとか思い出してみたり。シンカリオンにもエヴァ型の新幹線出てたなぁと回想してみたりする。

「千と千尋の神隠し」ばりに名前を奪われて見ず知らずの世界ではたく主人公は「となりのトトロ」並みの人の良い人たちに救われる。そんな世界にロボット文明がいるという不思議な世界。正直、この作風でずっと展開しても良いのになんて思っていた矢先に主人公のそっくりさんは衝撃の最後を遂げて物語ハギアを変えていく。題してジブリ風映画『白黒のそっくりさん』は幕を閉じて行ったのだった。

それにしても、アスカがやたら相田ケンスケになれなれしかった『ケンケン』とか呼ばれていたけれども、惣流と式波では別物だからという事を知って納得する。これもwiki情報だ。そういえば、エンドロールで神木隆之介が出ていたことを知らされた。なんでも最後の大人になった時のシンジの声を担当していたそうだが、「千と千尋の神隠し」の坊の声、神木隆之介だったわけで偶然とは思えない。

加持リョウジが好きだった

TVシリーズ、加持リョウジが好きだった。当時10代の私、バタバタした中で飄々としていた加持リョウジがTV版ではNERVを裏切ったか何かで射殺されたイメージで新劇場版では破を境にいなくなっていた。そんな彼の結末がしっかり描かれていたのもこの作品が良かった、無事に締まったと思えた原因だと思う。TVでは裏切り者扱いだった加持君にも正義があるという事という事だろうか。

プロフェッショナルのネタバレ

NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」にて庵野秀明の回が放映されたのは3月22日の事だったが、本編で肝となるようなことが沢山あった。宇部の街の駅でのラストとかモーションキャプチャーで撮影していたところは第三村のシーンで見事に当時と思われるキャラクターが喋っている。でも、実際はそれくらいのところだったけど、書き換えたという箇所はこの第三村のシーンがAパートとやらなのか?とか、色んなことを考えたくなる。そして、実は番組中で「終わります」と宣言して、一号試写で皆に感謝していた庵野秀明の姿は『物語が完結していた』という事をしっかりと物語っていたのだろうなと思う。ともあれ、それは後々になって観た後になって感じた事だろう。ひとまず、情報統制の如く、ネタバレをたやすく語らなかった皆さんに感謝である。お陰で楽しめたので感謝。そして、ようやく皆さんがひた隠しに隠していたネタバレの記録を読むことが出来ます。

「これは引退宣言」と勝手に思う

第三村の話で言うと、序盤に戻る場所があるという事を提示するやり方は凄い良いなって思う。人間は死ぬとき土に帰るみたいな話で言うと最後に自分の故郷・宇部の駅を映し出したこと、もっと言うとジブリ風の表現は庵野秀明がルーツに戻ったと解釈しても良いんじゃないかと思う。ルーツに戻ったというか生まれてきた土に帰るってことなんじゃなかろうか。「もう、アニメの監督とかやらないんだろう」、上映前にもはや庵野の常套句というような「シン・」が付いたウルトラマンと仮面ライダーの予告編を見て思ってしまった。

サントラが欲しくなった

音楽もよかった、パリでのシーンの時に街が復旧する時の懐かしい曲のリミックスとも言うべき新たなヴァージョンのあの曲がもう一つワクワクさせるスイッチを押してくれた。そして、ジブリ風だと何度も言った第三村での音楽も絵の力だろうかジブリ風の音楽に聞こえた。そして、流れている楽曲、マリの歌声以外にもボーカル曲が多かったイメージがある。なじんでいた楽曲ばかりで帰りにサウンドトラック買おうかなと思っていたけど、空腹に負けた(笑)。「Beautiful World/宇多田ヒカル」の最新版も良かった、「One Last Kiss」しっかり聞こうと思ったけど、余韻に浸り過ぎて集中できなかったので、ここで改めて締めて終わりにします。

オンエア当時チラッとは見たけど、しっかり見たのは1997年夏の事でした。そこから23年間のエヴァの物語は終わりました。ただ、懐かしくてTVシリーズを初回から見たい思いに駆られてます。

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余談ですが、自分が長い間見ていたアニメのラストに合わせて自宅にあるアニメ関連の服装をそろえた結果、キン肉マンの悪魔超人バゲットハットに赤塚不二夫没後10年「フジオロックフェス」Tシャツという歪な服装になった。


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投稿者: shakson5

しまだくらぶです。生まれも育ちも住いも埼玉県の昭和54年早生まれの40代です。婚活の歴史とか趣味のDJとか色々お話して、皆さんの暇潰し等のお役に立ちたくてブログを書いております。

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