朝ドラ史上最大に私を揺さぶった75分「おかえりモネ 第8週」

こんなの初めてですが放送中の朝ドラの一週をピックアップしてブログで語ることにしました。消してなければこの週の放送分75分はしっかりブルーレイで残したい、そんな思いでいます。

そもそも「おかえりモネ」は

私の朝ドラ習慣と言えば全話見たのは「あまちゃん」が初で「まれ」の時は大泉洋が出るから見始めたけど、余りに駄目な父親過ぎて見るのをやめました、朝8時台にしっかり見る習慣はあまりなくて、まして息子の世話を考えたら、その時間は忙しくて、正直今はそれどころじゃなくて録画しても見続けようと意志がない限りは見ないスタンスだ。他のドラマ同様「①演者②内容」を軸に見る感じ。

主演は清原果耶ってあまり馴染み薄い、そもそも私の人の顔を覚えるのが苦手なのはあるわけだが(笑)。「透明なゆりかご」の主演は内容のインパクトありすぎて記憶にない、もっともあれは婚前に妻の家で見た一回きり、「なつぞら」のヒロインの妹役、役柄は分かるけど、やっぱり印象ない。そんな彼女が気象予報士になる話はそこまでハマる要素ないだろうなと思いながら見始めて7週まで来たが、続いてるのは脇を固める役者の豪華さだろう。

脇役が気になって

現時点での清原果耶の印象は失礼だが「ポスト川口春奈」って感じ。川口春奈が好きな頃があってなんならカレンダー3部買って特典で2ショットチェキを貰いに行くほど好きな自分にとっては今のところ清原果耶は川口春奈風としか見れない。仮にテレビCMで清原果耶が出てもスルーしてしまう自信がある。とはいえ、流石に朝ドラでヒロインを手に入れた役者だけあって何の違和感なく、すんなり受け入れた自分がいる。何をやっても同じじゃなく淡々としてるわけではなく違和感なく物語に溶け込んでいる。誰かが書いてたけど『清原果耶はNHKの切り札』というのも納得である。そう、この作品は脇にいる面々のキャラが立ちすぎている。夏木マリ、浜野謙太、でんでん、塚本晋也、西島秀俊などがメインのストーリーを狂言回しのように清原果耶が演じながら自分のストーリーも動く。その脇役陣の中で特に「浅野忠信と永瀬廉が気になる」それが『おかえりモネ』を見る原動力になってる。そんな親子役の二人がメインになったのが7月5日月曜日から7月9日金曜日までの第八週だった。

永瀬廉

永瀬廉はジャニーズ事務所の人という認識はある。前にA-Studio出てた、彼を見たのはその時だけ。。調べれば分かるだろうけどどのグループにいるかはあまり分からん、少なからずイニシャルがNだからKis-My-Ft2ではないのは分かる(正しくはKing &Princeだそうです)。世代的に関ジャニ∞以降誰が誰だかわからない自分でも、その他大勢に埋もれなそうなビジュアルな印象がその時あった。

『おかえりモネ』は事前の情報を入れてなかったし、最近朝ドラを見始めた自分にはジャニーズが出てるのは珍しく永瀬廉登場の時にはそんなことあるのかと驚いた。でいて、結構演技が上手い!ジャニーズタレントで演技が下手ってあまり聞かないけど、もちろん演技できる人に役者の仕事が回ってるというからくりはあるだろうけど、すんなり入ってきたから「モネの幼馴染みらしいからずっと出るだろうから永瀬廉見たさに見続けても面白いな」なんて思ったりした。そんな中でその永瀬廉の父親が浅野忠信という第二波が来たのた。

浅野忠信

浅野忠信、朝ドラ出るんだ!その衝撃は凄かった。思い起こせば2年前に「いだてん」に出た時も同じような感情に至ったが浅野忠信は映画俳優と言うイメージがあり、テレビで演技すると特別な感じがして、テレビで演じる浅野忠信はついつい見てしまう。このびっくりは『大豆田とわ子と三人の元夫』にオダギリジョーが出て以来、つい最近だけど(笑)。オダギリジョーにも同じ感情を抱く。

ようやく第8週の話

おかえりモネの話の軸の一つに「清原果耶は幼馴染み役の永瀬廉と勤務先に医者として派遣されている坂口健太郎のどちらと恋仲になる?」と言うのがあるけど、第7週の時点で坂口健太郎かなぁなんて思って始まった第8週は気象予報士の試験を年始に控えて気仙沼の亀島に清原果耶が帰省するところから始まる。

あらかじめ、お伝えしますが役名表記しません、ずっと役者の名前でお届けします。

帰省した島では清原果耶の母·鈴木京香と永瀬廉の父·浅野忠信が一緒に歩く姿をよく見かけて「もしかして不倫?」と島の噂になっていると言うことから始まる。朝ドラに不倫要素が入るのか?と思いきや、実際はアルコール依存症の治療で医者に行く付き添いで鈴木京香が浅野忠信と一緒に動いていたという話だった。

怪しくて鈴木京香を尾行していた清原果耶と妹はそこで二人が浅野忠信の元妻の坂井真紀の思い出話を始める。東日本大震災の津波で流されたと思われる坂井真紀は回想シーンで若い頃に流行っていたと思われる「かもめはかもめ/研ナオコ」を陽気に歌う。

ある日、浅野忠信が失踪して捜索したところ津波で流された自宅で酒を飲みながら黄昏れていた所を発見された。医師の治療で断酒出来たはずの浅野忠信が何故?という中、独白が始まる。

(震災から)5年って長いんですか?

そんな話から始まる浅野忠信の独白に涙が止まらない。漁師になって海に出ている永瀬廉から電話が入る。大量に水揚げしたという嬉々とした息子の声が知らない内に大人の男の声になってて「嬉しいなぁ」「俺に似て漁師としてセンスがあるのかもなぁ」なんて親バカな話を酒飲みながらしたいのにする相手がいないと思ってたら気付いたら流された自宅に着いてたと言う。

今、まさにそんな状況で9ヶ月の息子の一挙手一投足にゲラゲラ笑いながら話してるのをリアルタイムに体感してるので涙が止まらなかった。「子は鎹(かすがい)」じゃないけど、最近夫婦の会話は息子が主役で夫婦自体の会話がないことにちょっとジレンマがあったけど、『これでも良いんだな』と胸のつかえが下りた思いもあった。

そう言えば、結婚したての星野源が「あちこちオードリー」と言う番組で結婚に関して似たような話をしてたのを思い出す。『一生添い遂げると決めた人と深夜にお茶でも飲みながら他愛もないことを話せる幸せ』みたいなことを語ってて、伴侶を失った方と得た方で立場は違いながらおんなじ意味なわけです。

物語は浅野忠信の独白で終わりではない。そんな独白を戻ってきた永瀬廉が聞いていて、父を勇気付ける意味でも「あの時母さんが歌ってたのを歌ってやんよ」と歌うのが「かもめはかもめ」である。《あきらめました、あなたのことは》これぞ最近散々バカにしてきた「伏線に気づきやられた」状態になる。

かもめはかもめの意味

最初に坂井真紀が陽気に歌ってたシーンでただの思い出の流行歌にしか思わず。昔、添乗員してた頃に宮城県松島湾を巡る遊覧船でかもめの餌付けにかもめの大群と遭遇したことがあり、気仙沼もかもめは多いよなとしか思わなかったけど、しっかり歌詞を読むとまた涙が。きっとアクセス多いだろうなぁこの曲。

金曜日と勘違いした日「それでも海は」

浅野忠信の独白から「かもめはかもめ」を永瀬廉が歌った15分はあくまで木曜日の第39回だった。あまりに感情揺さぶられすぎて泣きすぎて、その日が金曜日ではない第8週が終わってないと知るのはその日の夜のことでした。

翌日金曜日の話も興味深い。「俺は過去を引きづる」と息子に豪語した父·浅野忠信を受けて『過去に囚われず自分達は自分達で生きてくしかない』と熱弁する熱い息子·永瀬廉に魅了された。それでも面白いのはこの意見が食い違う親子はともに大切な妻であり母である坂井真紀を津波で失いはしたが「海に恨みはない」と同じ事を言うのだ。第8週のタイトル『それでも海は』に納得させられた。

ついでに土曜日

平日見てるから土曜日のダイジェストは見ない主義なんだけど、Twitterの自分の投稿がやけに共感得てるから、

自分の朝ドラ史最高傑作(令和3年7月11日時点)の週はどんな編集されてるか?気になって見ることにした。よくまとまってたし、やっぱり浅野忠信の独白以降涙が止まらなかったけど、75分を15分ちょいにまとめるのは酷だから、ダイジェストだけではもったいないそんな週でした。

余談ですが、BUMP OF CHICKENの主題歌の話。それまでバンプならではだなぁと思ってたのが気付いたら朝ドラらしいなぁに変わってた日々にふと気付いた。


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投稿者: shakson5

しまだくらぶです。生まれも育ちも住いも埼玉県の昭和54年早生まれの40代です。婚活の歴史とか趣味のDJとか色々お話して、皆さんの暇潰し等のお役に立ちたくてブログを書いております。

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