ここらで一席馬生が聞きたい
【落語感想文番外編·立川志らくのANNG拝聴記】

立川志らくのオールナイトニッポンゴールド(2021年11月5日放送)をradikoで聞いてみた。記録として残したくていつもの【落語感想文】の番外編として残してみる。

古式ゆかしい昭和のラジオ

どんなもんかと聞いてみたら面白かった、今のラジオとは違う懐かしい昭和のテイストを残したラジオ番組だった。騒がしい場所に与太郎みたいなリポーター三遊亭白鳥が行って、それをご隠居みたいな役の志らくがたしなめるみたいな構成は往年の永六輔のラジオを聞いてるみたいだった。思えば昭和のラジオはそんな落語の与太郎が出てくるような噺をベースにしてるのかもしれないなぁと感じた。

日芸にて

中継先は日本大学芸術学部(日芸)で今回は日芸のメモリアル番組でガッチリスポンサーだったけど、行った中継コーナーも騒がしかった。緊急事態宣言明けたからこういう馬鹿騒ぎも解禁されたのかもしれない。出過ぎた素人(日芸の教員)もいたけど白鳥さんのさばきっぷりも良かった。
三遊亭白鳥もリアル与太郎っぷりで。その生い立ちも含めて『落語は人間の業の肯定』と言う立川談志の名言を思い出す。

志らくのはなし

オープニングも志らくの長い長い枕噺を聞いてる感じで、そりゃあ名の売れた噺家だからそうなるけどテレビのコメンテーターよりもやっぱり噺家立川志らくの方が面白いなと感じた。ちなみに志らくはコメンテーターの時、何の情報も下調べもせずに思うがままに話しているそうだ。そういうのを先に分かってれば腹も立たんのになぁとか思ってみたり。

それにしても『グッドラック』と言うTBSの朝のワイドショーと共に志らくが討ち死にしたあとに始まった『ラヴィット』が皮肉にも志らくの師匠談志が産み出した大喜利で人気を博すんだから皮肉なもんだ。

昭和の生き字引 高田文夫登場

ゲストには立川藤志桜こと高田文夫も日芸OBだから出演。あいも変わらず偉そうな感じで基本的にはゲストの話聞きたくない限り『高田文夫のラジオビバリーヒルズ』聞かないけど、日芸における学生闘争をベースにした高田文夫による日芸は縁もゆかりもないけど面白かった。この人、三途の川を渡りかけた位の大病患ってたけど復活して、この喋りの速射砲と記憶力は化け物だなと。東日本の笑いを支え続けた男の凄さを感じた。
高田文夫も立川志らくも同じ偉そうな物言いで鼻につくわけですがより高田文夫が鼻につくのはその実績を肌で感じずに先生と持て囃されて松本明子の腰巾着っぷりが嫌だからなんでしょうな。

志らくと伊集院光とラジオとパワハラ疑惑と時代感と思いと

ところでラジオの帝王こと伊集院光の昼の帯番組『伊集院光とらじおと』が来春で終わるという噂があるらしい。原因はアシスタントのパワハラ疑惑だそうな。パワハラとか言うけど、今回の志らくのオールナイトニッポンを聞いて、当たり前だった事がパワハラだとかになっちゃってる気がする。白鳥みたいにいじられてるパートナーが疲れちゃったそれだけの事だったりしたんだろうけど、今の物差しでは駄目なんだろうと感じました。

そうなると毒蝮三太夫の中継なんて目くじら立てたバカが非難してそうですが今はどうなってるんだろう。とはいえここらで一席、志らくが談志よりも先に入門を考えた十代目金原亭馬生が聞きたい(笑)。


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投稿者: shakson5

しまだくらぶです。生まれも育ちも住いも埼玉県の昭和54年早生まれの40代です。婚活の歴史とか趣味のDJとか色々お話して、皆さんの暇潰し等のお役に立ちたくてブログを書いております。

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